延岡城・内藤記念博物館について

延岡城・内藤記念博物館(内観)
延岡城・内藤記念博物館は、“延岡の歴史を学び継承し、未来を創造する拠点”をコンセプトに、令和4年(2022)9月に開館した博物館です。延岡の歴史や文化に関する資料を収集し、保存すること。また、歴史資料や美術作品を鑑賞する機会を提供し、未来に継承していくことを目指しています。
同館が位置するのは、歴代城主の居館が置かれた延岡城・西之丸跡地。
廃藩置県に伴い、城主居館は取り壊されましたが、最後の藩主、内藤政擧(まさたか)が延岡へと帰還するにあたり、明治25年(1892)に新たな邸宅が築かれました。内藤家により昭和14年(1939)に延岡市に寄付され、「内藤記念館」として一般公開された邸宅は、昭和20年(1945)の空襲により焼失。
しかし、昭和38年(1963)に再建され、結婚式の会場に利用できる会議室や講堂、郷土資料の展示室を備えた新たな「内藤記念館」として、広く市民に親しまれてきました。
延岡城・内藤記念博物館
平成4年(1992)には改築工事が行われ、博物館の機能を拡充した施設として生まれ変わります。しかし、老朽化が進んだため、全面建て替えが決定。令和4年(2022)、名称を「延岡城・内藤記念博物館」と改め、新たな歴史を刻みはじめました。
入館料無料の施設ですので、お気軽にご来館ください。みなさまのお越しを心からお待ちしています。