今年も古文書中級講座を開講します！
本講座では、延岡市の歴史を解明していく上で欠くことのできない「内藤家文書」（明治大学博物館蔵）のうち、内藤家が延岡に入封した延享４（1747）年以降の藩政日記である「万覚書」の解読及びグループワークを通して、郷土の歴史を解明していきます。今年度は、昨年度の続きとなる寛延２（1749）年９月から解読を進めていきます。なお、本講座は、古文書をある程度判読する能力を備えた方々を対象とする、古文書講座の中級編としての役割を持たせ、グループ発表を基本として講座を進行することから、申込み説明会（５月開催）においてテストを実施し、その６割以上の正答をもって受講資格としたいと思います。受講料は無料です。
＜開講期間＞
令和6年6月～令和7年3月
月1回第3金曜日（計10回）
【説明会】令和6年5月17日（金）19:00～21:00
＜会場＞
延岡市社会教育センター 研修室4
＜対象＞
古文書の解読に興味をお持ちの方
※受講にあたり、一程度の古文書解読に関する基礎知識が必要となることから、説明会において、基礎知識を確認する古文書解読テストを実施します。
※初心者を対象とした入門講座も６月から開講します。
＜講師＞
延岡市商工観光文化部歴史・文化都市推進課
延岡城・内藤記念博物館
調査・研究・普及係長（学芸員）増田豪
＜テキスト＞
内藤家文書「万覚書（よろずおぼえがき）」寛延2年(1749)9月
※寛延2年は、内藤家として初代延岡藩主となる政樹が、延岡への入国のため、江戸を出発した年になります。
＜申込方法＞
説明会当日（5/17）、会場にお越し下さい。
